宮崎、帰省にからめて本屋さん

私が勤めている会社はいわゆる会社カレンダーがあります。祝日は休みではない、というものです。カレンダー通りお休みの方々を眺めながら、ふと「娑婆は休みだっていうのにわしらは仕事、やってらんないわなぁ」と恨み言をこぼしていた社員さんの姿を思い出す日でもあります。

が、今年は10月の祝日が会社休日に。せっかくの三連休、もう一日休んで帰省しよう、と割と直近になってから年休取ってチケットを手配。前回の帰省から三年くらいになり、一人で住む母の様子が気になったのと、おいしいもの食べたい!が目的です。

積読本を減らすために三冊と、母に渡す本を二冊持って宮崎へ。いつもの時計(私のSNSのアイコン)を見てほっとして、ペンチに座る温水さんを確認。宮崎に帰って来たなーと実感。

翌日は宮崎市内に行こうとなったので、それなら前から気になっていた本屋さんに行きたい!とKIMAMA BOOKSさんへ。宮崎県庁のすぐそば、何軒かお店が並んでいる真ん中あたりにありました。

コンパクトなお店の中に、程よく並べられた本。入ってすぐのところにZINEが立てかけて並べられて、どれも面白そう。右側からくるりと回ると壁側と窓側は古本、その他は新刊書籍。つい最近はちみせさんが出版した日記本もありました。持っている本が並んでいると、それだけで嬉しい。それが例え積読本であったとしても……。

ふと古本の中に欲しい本を発見、手に取ってしばらく悩んでいましたが、荷物が増えると棚に戻しました。

行った日はぬいぐるみと金属鋳造のオブジェが展示されていました。かわいくて、にまにまして眺めました。

ある程度買う本が決まったところで、常連さんっぽいお客さんと店主さんが日記本であれこれ話をされてて、本を眺めながらうっすら聞いていました。yoyoさんの本がどっちが新刊かという話題に差し掛かった時、知っているからとつい横から口を出してしまいました。本好き、前のめりすぎだぞ。

本を四冊購入、愛知県から来ましたーとかお話しして、しおりをいただいてきました。店主さんは話しやすくて楽しい方。窓から見る楠並木の風景も雰囲気があって、良いお店でした。行けてよかったー。

一旦退店してから、ふと戻って「お店の写真を撮っていいですか?」と一枚。

欲しかった本、まだ悩んでいます。